4月29日に「アミノバイタルカップ関東予選出場チーム決定戦都学連予選」の決勝戦が駒沢公園第二球技場にて行われました。
天候は曇り。ジメジメしていて、途中からは小雨が降ってきました。
相手は昨シーズン東京都1部で1位だった山梨学院大学。準決勝では朝鮮大学に逆転勝利し少しの油断も許されません。
今までの相手とは違うためミーティングでも念入りに確認しあっていました。
*スタメン
(左上から) 田中、柴田、境、大島、若狭、鈴木
(左下から) 小泉、柴山、橋本、一井、深津
*交代
後半10分 柴田out→細田㏌
後半17分 大島out→小柳津㏌
後半17分 橋本out→榎下㏌
延長前半0分 若狭out→本田(貴)㏌
なんだか今年は1試合のうちで円陣を組む回数が多い気がします。
輪の中はみんな笑顔でいつも雰囲気が良いです。
前半、右サイドを橋本が駆け上がり崩していく場面が多くみられます。
スピードのある選手にも追いつき、追い越しており魅了されました。
6分にはゴールキーパーのこぼれ球を大島が拾い蹴るが、惜しくも右サイドバーに当たり先制点にはならず。
一方の山梨学院はFWが何度も抜け出そうとしてもオフサイドになっていました。
国大ペースで試合は進んでいきますが、なかなか得点には繋がらず厳しい時間が続きます。
24分には一井が相手と空中で競り合い落ちるときに腕を捻挫。折れたかとヒヤリとさせられました。
一井は相手のコースを消してくれる大事な中盤の選手です。試合に戻ってくれてほっとしました。
その後もカウンターを狙った攻めや、直接フリーキック、柴山のドリブルなどでチャンスを掴みます。
しかしスコアが動くことなくハーフタイムに入りました。
後半、開始早々に失点。
セットプレーのカウンターから裏をとられてしまいました。
それから流れがあまり良くなく、3人の選手交代をしますがチャンスが巡ってきません。
そろそろ限界!と思ったときにコーナーキック。
少しずつリズムを取り返します。
すると32分、境が得点!1-1に。
小泉の直接フリーキックからニアに近いクロス。境がバックヘッドでファーのサイドネットに押し込みます。
すぐに相手に攻めたてられますが守備陣が粘り強く守ります。
38分に深津が左サイドにボールを送ると小柳津が追加点を狙いますが、1-1のまま延長戦に縺れ込みました。
延長前半、1年本田が公式戦初出場を果たします。
あっという間の10分間。
延長後半、中盤に疲れが見えてきて立て続けに攻められゴールを脅かされます。
このままPK戦に入るかと思った8分、コーナーのチャンスを連続でもらいました。
二度目の小泉の蹴るコーナーキック、枠に当たって跳ね返りを一井が押し込み得点!!
しかし喜びすぎたことでアクシデントが。
荒れた雰囲気のなか試合ラストワンプレー、山梨学院のフリーキック。
それを運悪く直接決めさせてしまい同点に。切り替えてPK戦に入ります。
PK戦、最後は止められてしまい、4-5で負けてしまいました。
一瞬優勝が見えていただけに、とてもとても悔しい試合となってしまいました。
私は決勝まで勝ち上がれた事、決勝でも互角の戦いができた事を誇りに思います。
逆転勝ちして喜んだり、PK戦などドキドキしたり、胃がキリキリしましたが毎試合応援が楽しかったです。
保護者の方々も毎試合遠いグランドまで来てくださいました。感謝しております。
引き続きリーグ戦もお願いします。
いままでは早々に大臣杯を敗退して高校生や他大学と練習試合をしてからリーグ戦期間に入っていました。
しかし、今年はこうして公式戦が毎週あるため日々の練習を大事に集中できたので、リーグ戦にもいい影響を与えることができると期待しています。
今年はリーグ戦全勝、できるんじゃないでしょうか。一戦一戦気合入れていきましょう!
まずは、5月4日(日)のアウェイ立正大学戦。 今日の悔しさをそのままぶつけましょう!
写真は全て2年マネージャー遠藤からの提供です。
読んでくださってありがとうございました。
稲田詩織