2020年12月24日
こんにちは!
4年生ブログ第11回目です。
今回は、國大ポリスのパトロール隊員をご紹介します!
試合中に相手チームが攻撃をしていると、それは全て犯罪だと言わんばかりに取り締まりってくれます。
相手チームにとっては厳しすぎるパトロール隊員。
そんな彼ですが、雪国でもパトロール経験があり、どんなに雪が降っていても、どんなに雪が積もっていても、相手チームの攻撃は厳しく取り締まっていたそうです。
もちろん、そのパトロール能力は東京でも存分に発揮されていました。
雪の国、秋田県から東京の配属へと。
そして、
試合中にパトロールを行っている選手と言えばもうお分かりだと思います。
今回の担当者は、東海林 翔(しょうじ かける)君です!
本当のポリスを連想させるように、うまく影を消し、相手の前にふと現れて攻撃を阻止します。
「かけ」という愛称で皆から呼ばれ、蹴球部一番の包容力を持っているかけ君。
今回のブログでは、かけくんがどれほど謙虚にサッカーと向き合ってきたかが分かります。
ぜひ最後までお読みください!
4年 東海林 翔(しょうじ かける/ MF/ 経済学部/ 秋田商業高校)
「サッカーが人生にもたらしたもの」
この言葉を聞いてあなたが一番に思い浮かべるものはなんでしょうか。
「挫けない精神力」
「目標を持つことの大切さ」
「人としての礼儀やマナー」
など、その人が歩んできたサッカー人生によってこの答えは異なると思います。
兄弟がやっていたという理由からなんとなく始めたサッカーも今年で最後。
そんな18年間のサッカー人生を振り返り思い浮かんだ言葉は「仲間」の2文字でした。
この言葉に対して、「漠然としている」「そんな当たり前のことを」と思う方もいるかもしれません。
しかし、この基本的で誰にでも当てはまるようなことが私には一番大切に感じられました。
親の仕事の都合上、転勤が多かった私は「人との出会いには必ず別れがある」ということを幼い頃から体験してきました。
その影響からか、自分の本心や意見を他人にぶつけることは今でも苦手に感じています。
しかし、そういった自分を新たな土地・新たな環境に行くたびに、現地の人たちと繋げてくれたのがサッカーでした。
スポーツってすごいですよね。
誰も知らない土地でも、同じスポーツをやっているという理由だけですぐさま打ち解けることができる。
そして、多くの喜びや悔しさを共有したチームメイトはいずれ「仲間」として、自身にとって大切な存在になる。
先日、自分とは異なるカテゴリーでプレーする4年生の選手たちの引退試合がありました。
自分が試合に出ているわけではありません。
しかし仲間のゴールを喜び、失点を悔しがり、まるで自分の事のように感情をあらわに出来る関係性がそこにはありました。
これはものすごく嬉しく、そして尊いものなのではないでしょうか。
サッカーをやめてなかなか会うことができなくなっても、久しぶりに会ったときは今のような関係で居続けたい。
そう思えるような「仲間」をサッカーは私の人生にもたらしてくれました。
サッカーは勝負事。
勝ち負けはもちろん大切ですし、私は試合に出ればそれがたとえ残り1分だとしてもチームの勝利のために全力でプレーします。
しかしそれ以上に、仲間と全力でプレーし喜怒哀楽を共有できる環境に感謝し、楽しむことを忘れずに残りのサッカー人生を悔いなく終えたいと思います。
東海林 翔
かけ君の笑顔は、ふっと力が抜けてしまうくらい優しくて暖かいんです。
それは、どんな時も変わらず安心感を与え、場の雰囲気を和ませてくれました。
そして、かけ君が仲間の喜びを嬉しむように、試合中にかけ君が好プレーで活躍をすると飛んで喜んでいる仲間の姿を何度も目にしてきました!
仲間を愛し、仲間に愛され、チームの絆を背中で学ばせてくれました。
一戦必勝、この言葉を胸に残りの試合、熱く戦いましょう!
☆おまけ
秋田商業高校の後輩である、3年出口陽介君との練習風景。
懸命に走る出口の姿を先輩らしい厳しい視線で見つめます。
実際にはとても仲良しで似たような空気間を持つお二人です!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
次回もお楽しみに!!